コンテンツにスキップする

モルガン・スタンレーの米国企業景況感指数、6月に過去最大の低下

  • 指数は08年以降で最低、実質プラスの経済成長水準を大きく下回る
  • 今月に著しく景況感が悪化したことを示す-モルガンSアナリスト

米国の企業景況感を示すモルガン・スタンレーのMSBCI指数は、6月に過去最大の低下を記録、2008年以来の低水準を付けた。米国経済が減速している兆候に加わった。

  エレン・ゼントナー氏らモルガン・スタンレーのエコノミストがまとめたリポートによると、同指数を構成するサービス業や製造業、雇用などのサブ指数はすべて低下。総合指数を13に押し下げた。総合指数は33以上が、実質プラスの経済成長を意味する。

  ゼントナー氏らエコノミストは「この指数低下で、今月に著しく景況感が悪化したことがうかがわれ、悪化は幅広い業種に及んだ」と指摘。「サブ指数のMSBCI製造業指数はゼロにまで急低下した。これは原油価格が最近下落に転じたことで増幅された公算が大きいが、同指数として過去最低となった」と続けた。

  モルガン・スタンレーの結論は、雇用からインフレまで米経済の鈍化を示唆する最近の経済指標とぴったり符合する。景気拡大減速の兆しで、米金融当局が年内に利下げに踏み切るとの観測が強まっている。

U.S. economic data have been disappointing lately

原題:Record Drop in Morgan Stanley Business Gauge Flags Economic Woe(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE