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米鉱工業生産指数:製造業が今年初の上昇、貿易巡る不透明感の中

更新日時

5月の米鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)のうち、製造業生産は昨年12月以降で初の拡大を示した。伸びはあらゆる業界に広がり、貿易を巡る不透明感がある中でも製造業は持ちこたえていることが示唆された。

キーポイント
  • 製造業の生産は前月比0.2%上昇
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値と一致
    • 前月は0.5%低下
  • 全体の鉱工業生産は0.4%上昇
    • 前月は0.4%低下(速報値0.5%低下)に修正

  14日発表された中国の5月の工業生産は2002年以来の小さな伸びにとどまっており、米国との貿易戦争の中、中国経済が直面する逆風の強さが浮き彫りとなった。

インサイト

  • 米鉱工業生産指数は、歴史的に堅調な労働市場に支えられ通商政策の不透明感が相殺される中、製造業が持ちこたえていることを示唆。ただし主要貿易相手国との緊張した関係が続く中、過去数年の製造業減速モメンタムは一段と悪化する可能性も
  • 耐久消費財の生産は2%増加。自動車製品が大きく増えた

詳細

  • 鉱工業設備稼働率は78.1%と、前月の77.9%から上昇
  • 公益事業の生産は2.1%上昇(前月3.1%低下)。鉱業は0.1%上昇(同2.2%上昇)
  • 機械の生産は1.1%上昇。企業設備は0.2%上昇
  • 統計の詳細は表をご覧下さい

原題:U.S. Factory Output Rose in May Amid Trade War Uncertainty (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)

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