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2020年の石油供給、需要大幅に超えOPECへの減産圧力増すーIEA

  • 需要は日量140万バレル増える見通し、生産は同230万バレル急増
  • 原油価格の大幅な上昇圧力抑えるため、消費者に喜ばしいともIEA

世界の石油供給は来年、新たなプロジェクト開始に伴い需要をはるかに上回り、石油輸出国機構(OPEC)にさらなる減産圧力をかけると、国際エネルギー機関(IEA)は指摘した。

  石油需要の伸びは2020年に日量140万バレルまで加速するが、米国のシェール油ブームにブラジル、ノルウェー、カナダでの新たな油田プロジェクトが加わり、生産も同230万バレル急増する。その結果、OPECは大幅な減産が必要になると、IEAは14日発表の月次報告書で予測した。

  この20年予測からの「明確なメッセージは、大きな地政学的ショックはないと仮定して、あらゆるレベルの需要を満たすのに利用できるOPEC非加盟国の供給の伸びが大きくあることだ」と、IEAは指摘。「これは消費者と、今は脆弱(ぜいじゃく)な世界経済の全体的な健全性にとって、喜ばしいことだ。原油価格の大幅な上昇圧力を抑えるためだ」と続けた。

The Big Squeeze

Non-OPEC supply growth outstrips demand, reducing the market for the cartel's oil

Source: International Energy Agency

原題:Oil Supply to Swamp Demand in 2020 and Squeeze OPEC, IEA Says (抜粋)

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