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ブラックロック、手数料重視の風潮にうんざり-質にも注目を

  • 「質について十分語られていない」とセンラ氏
  • 高い手数料が取れるテーマ別ファンドを開始する方針
Pedestrians walk past BlackRock Inc. headquarters in New York, U.S.

Pedestrians walk past BlackRock Inc. headquarters in New York, U.S.

Photographer: Bloomberg/Bloomberg
Pedestrians walk past BlackRock Inc. headquarters in New York, U.S.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックはコストの話題にうんざりしている。

  手数料が最も安いクラスの投資商品を提供する同社は、ファンドの設計や仕組み、運用の質に重点を高めていく方針だと、米国・カナダ・中南米の上場投資信託(ETF)事業責任者に最近就任したアーマンド・センラ氏が表明した。

  ブラックロックが世界の成長を促すとみている「メガトレンド」に関する報道機関向けイベントでセンラ氏は、「コストだけがあまりにも強調されている」と指摘。「質について十分語られていない。私は低コストだけに言及する立場から離れる」と述べた。

  運用手数料には何年も前から下押し圧力がかかっている。既にブラックロックは幅広い指数に連動する金融商品のコストを1000ドルの投資に対し30セントまで引き下げたが、手数料が高めでも妥当と見なされ得る、より洗練されたファンドの開発を進めている。

  同社は従来の業種や重点地域の枠に入らない「メガトレンド」をベースにしたETFを設定する方向だ。手数料は一般的な株式ETFが1000ドルの投資に対し平均4.90ドルであるのに対し、テーマ別ファンドは6.50ドルだ。

  ブラックロックはテクノロジーの飛躍的な発展、人口動態と社会の変化、急速な都市化など5つのテーマに照準を定める方針。

原題:BlackRock Wants to Change the Conversation on Management Fees (抜粋)

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