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Photographer: Melissa Lyttle/Bloomberg

アマゾンの米電子商取引シェア予測、調査会社が37.7%に-従来47%

  • イーマーケッターが今年の見通し下方修正-ベゾス氏の書簡を考慮
  • 流通総額の58%を独立系のマーチャントが占めた-ベゾスCEO
Packages wrapped in plastic are seen before shipment at the Amazon.com Inc. fulfillment center in Baltimore, Maryland, U.S., on Tuesday, April 30, 2019. Amazon.com will spend $800 million in the current quarter to reduce delivery times for top customers to one day from two, trying to revive its main e-commerce franchise and ward off greater competition.
Photographer: Melissa Lyttle/Bloomberg

アマゾン・ドット・コムの米電子商取引市場シェアを巡り、調査会社イーマーケッターが見通しを下方修正した。アマゾンが公表した新たな数字を織り込んだという。

  米オンライン小売売上高見通しで引用されることが多いイーマーケッターはアマゾンの今年の電子商取引シェアを37.7%と予想。従来見通しは47%だった。イーマーケッターの最新予測については、ジ・インフォメーションが13日に先に報じていた

  アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が流通総額(GMS)の58%を独立系のマーチャントが占めたことを4月に開示。アマゾンがこの指標を公にしたのは初めてで、同社の広報担当者はイーマーケッターからアナリストリレーションズ(AR)グループに問い合わせがあったことを明らかにした。

  アマゾンとアルファベット傘下のグーグル、フェイスブック、アップル4社を巡っては市場支配力の検証を求める声が強まっている。米当局はこの数週間で反トラスト監督に関して4社の担当を手分けしており、正式な調査が迫っているとの見方もある。

アマゾンの影響力

  アマゾンは米小売り支出全体の4%を占めるにすぎないとして自らの市場規模を控えめに扱っている。ただ、オンライン支出の伸びは小売り全体の3倍のペースだとして、電子商取引におけるアマゾンの影響力を考慮することが重要だと指摘する向きもある。

  ベゾス氏は4月に株主宛ての書簡でGMSに占めるマーチャントの割合を開示。「サードパーティー販売業者がファーストパーティー(アマゾンが自ら商品を仕入れて販売)を押しやる形になっている」と記していた。

  イーマーケッター広報はベゾスCEOの同書簡で開示された情報を基に予測を見直したと説明。アマゾンから独自の情報を得たわけではないと話した。

原題:Amazon U.S. Online Market Share Estimate Cut to 38% From 47% (1)(抜粋)

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