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UBSが謝罪、エコノミストの「中国の豚」発言で-中国紙も批判

  • 中国の消費者インフレ上昇に関する話の中で言及
  • 中国のソーシャルメディアには侮辱していると怒りの声
エコノミストの ポール・ドノバン氏

エコノミストの ポール・ドノバン氏

Photographer: Matthew Lloyd/Getty Images Europe
エコノミストの ポール・ドノバン氏
Photographer: Matthew Lloyd/Getty Images Europe

スイスの銀行UBSグループと同行のエコノミストは「中国の豚」に言及した12日公表のコメントについて謝罪した。同コメントはソーシャルメディア上だけでなく共産党系新聞からも批判を浴びていた。

  UBSはエコノミストの ポール・ドノバン氏による「UBSモーニング・オーディオ・コメント」での発言について、「悪意のないものだった」と説明した。ドノバン氏は豚コレラを主因とした中国の消費者物価上昇に関して話していた中で、「これは重要なことだろうか」と疑問を投げかけ、「あなたが中国の豚であれば重要になる。中国で豚を食べるのが好きであれば、重要になる」と述べた。

UBSのポール・ドノバン氏

  ドノバン氏は13日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「私は過ちを犯した。意図せず極めて文化的に無神経な言葉を使った」と話し、感情を害するつもりはなかったと言明。「私はそれについて公に謝罪する」と続けた。

  ドノバン氏の「中国の豚」発言を受けて、中国のソーシャルメディアサイトには中国人を侮辱しているとして怒りの声が殺到した。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(グローバル・タイムズ)は「UBSチーフグローバルエコノミストのポール・ドノバン氏は最近のUBSのリポートで、中国のインフレーションを分析するのに不快かつ人種差別的な言葉を使った」と ツイートした。

  UBSは「こうした悪意のないコメントによって誤解が生じたことを、当行は素直に謝罪する」との声明を発表した。UBSはウォール街の金融機関のうち中国で長く展開している一行。

原題:UBS Apologizes for ‘Chinese Pig’ Comment Amid Public Furor (2)(抜粋)

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