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イラン最高指導者が核兵器製造、保有、使用の意図否定-安倍首相

更新日時
  • トランプ米大統領の意図も「私の見方」としてハメネイ師に説明
  • トップ同士が緊張緩和に向けた意思持っていることが重要

イランの最高指導者、ハメネイ師は13日、同国訪問中の安倍晋三首相との会談で、核兵器を製造、保有、使用する考えはないとの考えを示した。会談終了後の安倍首相の記者団への発言をNHKがウェブサイトで中継した。

  安倍首相はテヘランでの会談で、ハメネイ師から「平和への信念を伺うことができた」と説明。核開発に関しても「核兵器を製造も保有も使用もしない、その意図はない、するべきではない」との発言があったという。これまで会談を重ねてきたトランプ米大統領からは「事態のエスカレートは望んでいない」との発言があったとして、ハメネイ師に「大統領がどのような意図を持っているか、私の見方としてお話した」とも述べた。

Iran Japan Persian Gulf Tensions

安倍首相とハメネイ師

Photographer: Office of the Iranian Supreme Leader via AP

  また、安倍首相はイランを巡る情勢について「緊張の高まりが懸念され、互いに複雑な国民感情があるが、そうした状況だからこそ関係国のトップ同士がともに緊張緩和に向けた意志を持っていることが極めて重要」と指摘。その上で、「緊張緩和に向けた道のりは大変困難を伴うが、この地域の平和と世界の平和と安定のためにこれからも努力を重ねていきたい」との決意を示した。

  日本の首相がハメネイ師と会談するのは初めて。安倍首相は12日にはロウハニ大統領と会談している。首相によると、ロウハ二氏からも「戦争は望んでいないという明確は発言があった」という。安倍首相はロウハニ大統領に米国との衝突を是が非でも避けるよう訴え、緊張緩和に向け自ら最善を尽くすことを約束した。

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