コンテンツにスキップする

米政府、ホルムズ海峡タンカー攻撃は国家が関与との見方-関係者

更新日時
  • どの国に責任があるか、把握に自信がある-政府関係者
  • イラン最高指導者は米国と交渉する「苦い経験」繰り返さないと言明

中東・ホルムズ海峡近くでタンカー2隻が攻撃された事件について、米政府は国家が関与した公算が大きいと考えている。米国とイランの緊張が軍事的な衝突に発展する可能性が懸念され、事態は緊迫化、原油相場は急伸した。

  ホルムズ海峡付近で船舶が攻撃を受けたのはこの1カ月で2度目。同海峡は世界の海上石油輸送の約4割が通過する要衝だ。

  ある米政府関係者は今回のタンカー攻撃でどの国に責任があるか、政府は把握に自信があると述べつつ、これ以上の詳細を明かすことは控えた。前回のタンカー攻撃が起きた先月、米国とサウジアラビアの政府関係者はイランが背後にいるとの考えを示唆した。

relates to 米政府、ホルムズ海峡タンカー攻撃は国家が関与との見方-関係者

ホルムズ海峡で攻撃を受けたタンカー

出典:AP写真

  ホワイトハウスのサンダース報道官は電子メールで、トランプ政権ではホルムズ海峡での攻撃に関する情報を精査しており、「事態の分析を続ける」と述べた。

  同政権が5月初めにイラン産原油の禁輸措置を強化して以来、武力衝突の可能性は著しく高まった。経済の破綻に直面するイランは、欧州が米国の制裁を迂回(うかい)する措置を講じなければ核合意から離脱すると示唆。最高指導者のハメネイ師は13日、イランを訪問した安倍晋三首相に対し、米国との交渉という「苦い経験」をイランは繰り返さないと述べた。

原題:U.S. Sees State Actor Behind Oil Tanker Attacks in Gulf Region(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE