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債券上昇、米金利低下や日銀オペ結果受け-超長期債は午後持ち直し

更新日時

債券相場は上昇。前日の米国債市場で長期金利が低下した流れを引き継いで買いが先行し、日本銀行が実施した長期ゾーン対象の国債買い入れオペの結果を受けて金利低下圧力が高まった。一方、超長期ゾーンは軟調な推移が続いていたが、午後に買いが入って持ち直した。

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比12銭高の153円56銭。午後に153円57銭まで上昇
  • 新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.12%で開始し、その後マイナス0.13%に低下
  • 新発20年債利回りは一時0.265%に上昇後、午後には0.24%に低下。新発30年債利回りは0.395%まで上昇後、横ばいの0.365%に戻す場面も。新発40年債利回りは0.435%まで上昇後、0.40%に戻す

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
  • 昨日の調整にもかかわらず、米利下げ観測などを背景に金利が先行き低下基調をたどるという市場の観測は変わっていないようだ
  • 米中貿易交渉の行方が不透明。米連邦準備制度理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策の据え置きにとどめるのではないか
  • 日銀はFRBが利下げして大幅な円高にならない限り、現状維持だろう。19日の超長期ゾーンの国債買い入れオペで減額すれば金利が上昇する可能性が高い

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年以下と変動利付債、オファー額は4800億円、1000億円と前回から据え置き
  • 残存5ー10年の応札倍率は2.18倍と前回から低下。平均利回り較差はマイナス0.007%、案分利回り格差はマイナス0.011%
  • SMBC日興の竹山氏
    • しっかり目の結果だったー応札倍率が低下、利回り較差も低く流れたもよう
    • 10年物354回債は市場に残存している額がまだ大きく、売り需要はあるはずだが、入札後の益出しが思ったより出てこないようだ
  • 備考:過去の国債買い入れオペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.200%-0.230%-0.130%0.240%0.375%0.420%
前週末比 横ばい 横ばい-1.5bp-1.5bp+1.0bp+2.0bp
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