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グラブ、決済代行会社2C2Pの買収で協議するも実らず-関係者

  • グラブがモバイル決済への関心を強めていることを示す
  • 新興企業2C2Pは身売りせずに資金調達目指すと関係者

シンガポールの配車サービス会社グラブは決済代行会社2C2Pの買収を図り協議を持ったが、買収提案は拒否された。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。東南アジアで最も時価総額が大きい新興企業であり、成長への強い意欲を持つグラブが金融サービスに関心を持っていることが示唆された。

  同関係者によれば、グラブを含めて2C2Pに関心を持つ企業が複数存在し、暫定的な買収提示額は最大約2億ドル(約220億円)。これらの情報が部外秘であることを理由に匿名で語った。同じくシンガポールに拠点を置く2C2Pは独立企業として事業拡大を続けるため、追加資金を調達すると決めたという。

  グラブの動きは買い物や航空券・ホテル予約などをオンライン上で行う消費者が増える中、同社がアジアの急成長するモバイル決済市場への関心を強めていることを如実に示す。アジアの金融サービスは新技術や新興企業の増加で変容しており、東南アジア各国はキャッシュレス経済創生の取り組みを推し進めている。

  グラブと2C2Pの担当者はコメントを控えた。

原題:Grab Is Said to Have Discussed Buying Asia Payments Startup 2C2P(抜粋)

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