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債券市場に「新しい形の自警団」登場か、利下げ見込みFRBを挑発

  • 先物市場は年末までに0.5ポイント以上の米利下げ見込みを示唆
  • 物価圧力の弱さが、今年の予想外の世界債券ブームの中核にある

世界の債券市場は、中央銀行による利下げが自動的に現実になるかのような動きを見せている。

  最近の相場上昇は範囲が広く、ほぼ全ての年限で利回りを低下させた。米国やドイツ、英国など主要国の国債で構成するブルームバーグ・バークレイズ指数によると、長期のソブリン債の利回りは先週1.18%とトランプ氏が米大統領に選ばれる2週間前以来の低水準となった。

  米連邦準備制度の当局者らは、次の行動について「辛抱強く」あると繰り返しているが、市場はこれが不満なのかもしれない。ウィーデンのチーフ・グローバル・ストラテジスト、マイケル・パーブス氏は11日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「新しい形の債券自警団と言ってもいい」と論評。市場は「米金融当局を挑発しているかのようだ」と述べた。

  先物市場は年末までに0.5ポイント以上の米利下げ見込みを示している。

Rallies in long-dated bonds have pushed yields to multi-year lows

  物価圧力の弱さが、今年の予想外の世界債券ブームの中核にあり、特に長期債が買われている。「インフレ見通しは世界的に、より低位のインフレがより長く続くというものだ」と指摘するパーブス氏は、米長期債の利回り低下は「世界の他の国・地域の弱さが米国にもやってきたことを告げているのだと思う」と述べた。

Weeden’s Michael Purves says he sees a new form of bond market "vigilante-ism."

(Source: Bloomberg)

原題:Bond Markets ‘Almost Taunting the Fed’ Amid Rate-Cut Bets (1)(抜粋)

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