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日本株は4日ぶり反落、米中貿易摩擦を警戒-金融や任天堂が安い

更新日時
  • 中国が交渉済みの条件に立ち戻らない限り通商合意せず-米大統領
  • 国内超長期債利回り16年8月以来の低水準、任天堂はソフト発売延期

12日の東京株式相場は4営業日ぶりに反落。米中貿易摩擦が引き続き意識される中、金利低下懸念から銀行や保険など金融株が売られ、ゲームソフトの発売を延期した任天堂も安い。

  • TOPIXの終値は前日比7.10ポイント(0.5%)安の1554.22
  • 日経平均株価は同74円56銭(0.4%)安の2万1129円72銭

〈きょうのポイント〉

Final Trading Day Before Super Golden Week Holiday

東証

Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

  野村証券投資情報部の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは米中貿易摩擦について、「トランプ米大統領が何を言い出すかわからないリスクがあり、投資家はポジションを決められない」と指摘。日経平均の株価収益率(PER)が約12倍と過去レンジの下限近くで長く滞留しているため、もはや割安と実感できないが割高でもなく「株価は上下に振られにくい」と話した。

  取引開始前に発表された4月の機械受注が予想外に増加したことから指数はプラス圏で推移する場面もあったが、午後に入ると次第に売りに押される展開となった。伊藤氏は「機械受注の表面的な数字は良かったものの、中身をみると外需が弱く、先行きに不安が残る内容」とみていた。

  • 東証1部33業種は銀行や保険、証券・商品先物取引など金融が下落率上位、任天堂を含むその他製品、不動産、電機、情報・通信も上位
  • 鉄鋼、卸売、小売、食料品、精密機器は上昇
  • 売買代金は1兆9169億円、5日連続で2兆円割れ

金融株下落の記事はこちらをご覧ください 

12日は4営業日ぶりに反落
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