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トランプ大統領、あらためて米金融当局批判-ユーロは割安に誘導とも

  • 米金利は「高過ぎ、ばかげた量的引き締めに追い打ち」とツイート
  • 「大統領がドル安を求めているとは考えられない」-クドロー氏

トランプ米大統領は11日のツイッター投稿で、連邦準備制度のせいで米国の金利は高く、ユーロをはじめとする通貨はドルに対し「割安に誘導」されていると非難した。

  トランプ大統領は「米金融当局の金利は高過ぎる上、ばかげた量的引き締めに追い打ちをかけている!彼らは全く分かっていない!」とツイートし、金融政策を議論する連邦公開市場委員会(FOMC)の会合を1週間後に控えて当局批判をあらためて展開した。

President Trump Speaks At Southwest Iowa Renewable Energy LLC Ethanol Facility

アイオワ州でのイベントに臨んだトランプ大統領(6月11日)

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  ユーロ相場に関するトランプ大統領のツイートは、欧州の観光地が今夏に海外からの観光客の「大量流入」に身構えているとしたブルームバーグ・オピニオンの記事が引き金となったものと見受けられる。他の主要通貨に対するドル高にいらだちを示すのに当たって、大統領はこの記事をリンクした。

  ホワイトハウスのクドロー国家経済会議(NEC)委員長はその後、大統領のツイートについて、ドルを押し下げようとしているわけではないと説明。クドロー氏はCNBCに対し、「大統領がドル安を求めているとは考えられない」とし、「大統領は安定したドルに非常に安心感を抱いている」と語った。

  クドロー氏はその上で、トランプ大統領が指摘しているのは別の問題だとし、20カ国・地域(G20)首脳会議や主要7カ国首脳会議(G7サミット)に言及して「G20の後にはG7の会合を控えており、われわれは世界の通貨の安定に関して何らかの保証が必要だ。通貨を割安に誘導し、割安通貨を活用する近隣窮乏化政策は良くない政策だ」と論じた。

原題:Trump Renews Fed Attack, Says Euro Is ‘Devalued’ Against Dollar(抜粋)

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