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【NY外為】ドル指数は小幅安、FOMCやG20などイベント待ち

更新日時

11日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が4営業日続落。週内および月末にかけての重要イベントから手掛かり材料が出るのを待つ展開だった。

  • ニューヨーク時間午後4時32分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%下落。100日および200日移動平均近辺で値固めした。ドル指数は前日までの3営業日、リアルマネー勢とヘッジファンドによるドルのロングポジション巻き戻しを主な理由に下げていた
    • 米国債利回りは総じて小動き。10年債利回りは小幅に低下した
    • 数々の重要イベントを控え、ドル指数は狭いレンジ内にとどまった。週内発表の米経済指標、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合、月末の20カ国・地域(G20)首脳会合(大阪サミット)などが待たれている
    • 貿易関係では、中国との通商合意を先延ばししているのは自分だとのトランプ大統領発言が遅い時間に伝わった
    • 米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長はトランプ氏の同日ツイートに関連し、トランプ大統領はドル安を誘導しているのではないと思うと語った
  • 早い時間のリスク選好の流れは、中国人民銀行が人民元中心レートを市場の予想中央値よりも元高に設定したことなどが手掛かり
  • ユーロはドルに対し0.1%高の1ユーロ=1.1328ドル
    • 遅い時間に1.3337ドルで日中高値を付けた
    • トランプ大統領がユーロは下落に誘導されていると批判し、米金利が高過ぎると述べたことに反応して、上振れする場面があった
  • ドルは対円で0.1%高の1ドル=108円51銭
    • 中国人民銀の元レート設定や市場予想に一致した米国の生産者物価指数(PPI)を受け、先週の取引レンジ上限を超える場面があった
  • ポンドはドルに対し0.3%高の1ポンド=1.2723ドル
    • 英政府の雇用統計は2-4月の労働市場が予想以上に堅調だったことを示した

欧州時間の取引

  ドル指数が4営業日ぶりに上昇。米中貿易摩擦が特段悪化しなかったことが背景。欧州中央銀行(ECB)には必要に応じ利下げや量的緩和再開の用意があると政策委員会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が述べたことを受け、ユーロは上げを失った。

原題:Dollar Sees Mild Loss as Market Awaits Key Events: Inside G-10(抜粋)
Dollar Steadies as Real-Money Selling Cools Off: Inside G-10

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