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ドイツ銀の脱税調査、現・元行員約80人が対象に-関係者

ドイツ検察当局が進める脱税捜査では、ドイツ銀行の現・元行員約80人に容疑がかかっている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

Deutsche Bank AG Annual General Meeting

ガース・リッチー氏

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

  別の複数の関係者によると、同行の投資銀行部門責任者ガース・リッチー氏のほか、元最高経営責任者(CEO)のヨゼフ・アッカーマン氏、元共同CEOのアンシュー・ジェイン氏も捜査対象となっている。ドイツ銀の広報担当者はコメントを控え、ドイツ検察とは連絡がつかなかった。

  問題となっているのは「CUM-EX」と呼ばれ、1回しか支払われていない配当の税金について複数が税還付を要求できるようにしていた取引で、銀行などが演じた役割が問われている。ドイツ銀だけでなく欧米の金融大手の一部についても刑事捜査が進行中で、複数の議員によると、この取引による脱税総額は100億ユーロ(約1兆2300億円)以上に上る。

  リッチー氏は11日、ドイツ銀行を通じた発表文で「CUM-EX取引には個人的に全く関わらなかった。捜査で自らの潔白が証明されることに強い自信を持っている」とコメントした。

原題:Deutsche Bank Tax Probe Targets About 80 Current, Former Staff(抜粋)

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