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きょうの国内市況(6月11日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、米利下げ観測と貿易問題の不安後退で世界的な株高続く

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  東京株式相場は3日続伸。米メキシコ問題への不安後退と米利下げ観測などから世界的な株高継続が期待されている。米ハイテク株高を受けた電機や機械など輸出関連、鉄鋼などの素材といった景気敏感株が買われた。

  • TOPIXの終値は前日比8.38ポイント(0.5%)高の1561.32
  • 日経平均株価は同69円86銭(0.3%)高の2万1204円28銭

  三菱UFJ国際投信戦略運用部の石金淳チーフストラテジストは、「米利下げ観測の高まりと対メキシコ関税の見送りから、行き過ぎていたリスクオフの動きが和らいでリターンリバーサルの動きが続いている」と話した。リバウンド相場は過去の経験から4週間ほど続くとし、大きな波乱がなければ「日経平均は2万2000円近くまで上昇する可能性がある」と言う。

  • 東証1部33業種では証券・商品先物取引や銀行の上げが目立ち、電機や機械、鉄鋼や非鉄金属など景気敏感業種も上昇率上位
  • 陸運や倉庫・運輸関連、精密機器は下落
  • 売買代金は1兆6720億円、4日連続で2兆円割れ

●債券は下落、世界的リスクオンの流れで-流動性供給入札結果も重し

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  債券相場は下落。世界的なリスク選好を背景に株価と長期金利が上昇した海外市場の流れを引き継ぎ、売りが先行した。財務省がこの日実施した流動性供給入札が弱い結果となったことも相場の重しとなった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比12銭安の153円44銭。午後に一時153円37銭まで下落
  • 新発10年債利回りは一時1.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.11%に上昇
  • 一方、プラスの利回りが得られる超長期債への投資家需要は根強く、新発30年債利回りや新発40年債利回りは横ばいまで戻し、利回り曲線はベアフラット(平たん)化した

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 米国とメキシコの貿易摩擦の一服に加え、米雇用統計後の金利低下を受けた利益確定の売りも出ていたようだ
  • 世界的に不透明感の払しょくには程遠く、金利低下が一服した範囲内の動きにとどまっており、スティープ(傾斜)化への転換は展望できない
  • 13日の30年債入札もショートカバー需要で無難な結果に終わるのではないか

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年未満
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.06倍と、前回の同年限入札の3.37倍から低下
  • 最大利回り格差は0.013%、平均利回り格差は0.010%
  • SMBC日興の竹山氏
    • やや弱めの結果。ショートカバーなどの需要がそれほど強くなかったか
    • 日銀の国債買い入れオペに支えられている5年ゾーンを除けば、10年付近には高値警戒感があり、15年ゾーンは割安だが生保の売りが出やすい傾向がある

●ドル・円は108円台後半、株高継続の中でリスク選好の円売り優勢

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台後半へ上昇。トランプ政権による対メキシコ関税見送りや米利下げ観測を背景に株高の流れが続く中、リスク選好に伴う円売りが全般的に優勢となった。

  • ドル・円は午後3時38分現在、前日比0.2%高の108円63銭。朝方に108円35銭まで弱含んだ後、日本株のプラス転換や中国株の上昇に伴い、一時108円67銭までドル買い・円売りが進行
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)も上昇。ユーロ・円は0.2%高の1ユーロ=122円92銭。一時は122円98銭と前日に付けた約2週間ぶり高値(122円99銭)付近

大和証券の亀岡裕次チーフ為替アナリスト

  • 中国株の堅調さのほか、人民元が対ドルで反発していることが米中対立懸念を弱める一因となり、円安圧力になっている
  • 基本的には米経済動向とそれに伴う米金利動向がドル・円の鍵とみているが、利下げ期待で米金利低下の一方、株高・円安圧力が出るため、当面は一方的な動きになりにくいだろう
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