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安倍首相がトランプ大統領と電話会談-イラン訪問前に意見交換

更新日時
  • 首相は12~14日にイラン訪問、最高指導者ハメネイ師とも会談
  • 政府は地域の平和と安定へ緊張緩和働き掛ける方針-西村官房副長官

安倍晋三首相は11日午前、トランプ米大統領と約20分間電話会談した。菅義偉官房長官が会見で明らかにした。12日からのイラン公式訪問を控えて、イランを含む地域情勢について意見交換した。

  西村康稔官房副長官は記者団に、電話会談の内容については「外交上のやりとり」として言及を控えた上で、日本政府としてはイラン訪問に際し、「地域における平和と安定のために貢献する考えであり、緊張緩和を働き掛けるということだ」と述べた。

  菅官房長官によると、安倍首相は12日から14日までイランを公式訪問し、ロウハニ大統領のほか、イランの最高指導者ハメネイ師らと会談する予定。河野太郎外相が同行し、12日にイラン政府要人と会談すると外務省は発表している。

  トランプ米政権はイラン核合意から離脱するなど同国と緊張関係にあるが、日本は双方と友好関係を維持している。トランプ米大統領は5月の来日時、米国とイランの緊張緩和を図る安倍首相の努力を歓迎すると述べていた。

U.S. President Donald Trump to Face Off With Japan's Abe Over Trade On Third Day of Visit

トランプ米大統領と安倍晋三首相(5月の来日時)

Photographer: Athit Perawongmetha/Pool via Bloomberg

  日本の首相のイラン訪問は1978年の福田赳夫氏以来41年ぶりで、79年のイラン革命で現在の政治体制が発足して以降は初めてとなる。安倍首相は先月、来日していたイランのザリフ外相と会談。日本は核合意を高く評価し、イランによる着実な履行を強く期待しているとの考えを伝えた。ロウハ二大統領は2016年9月の国連総会に合わせて安倍首相と会談した際、イラン訪問を要請していた。

(3段落目に河野外相の予定を追加して更新しました.)
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