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戴シャープ社長、企業買収に意欲-8Kや5G関連を強化

  • 「ビジネスチャンスがあるが人材不足」自己資金で実施
  • 後継社長候補の人選、外部募集も含め2021年度までに決めたい

シャープの戴正呉会長兼社長は11日の事業方針説明会で、「今のシャープはいろいろなビジネスチャンスがあるが人材不足だ。M&A(合併・買収)をしていきたい」と述べ、事業拡大のための企業買収に意欲を見せた。

  戴社長は高精細の映像技術「8K」や次世代通信規格(5G)関連分野を対象とする意向を明らかにした。今後のM&Aについては全てシャープの資金で行う方針という。

  後継社長候補の人選については、まだ適した人材が見つかっておらず、外部からの募集も含め2021年度までに決めたいと述べた。

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シャープの戴正呉会長兼社長は事業拡大のための企業買収に意欲を見せた

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  シャープは液晶テレビや太陽電池事業の業績が悪化し、台湾の鴻海精密工業の傘下に入った。説明会に先立つ11日午前には、2015年6月に発行した優先株のうち残る約970億円分をみずほ銀行と三菱UFJ銀行から買い戻し、経営再建に一定のめどを付けた。

  また石田佳久副社長は、ゲーム関連分野も強化していきたい考えを表明。スマートフォンやノート型パソコンのゲーム用途で可能性が広がるなど参入機会は増えていくとの見通しを示した。

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