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日本株は続伸、米利下げ観測と貿易問題の不安後退で世界的な株高続く

更新日時
  • 4月の米求人件数予想下回る、弱い指標で利下げ期待-岩井コスモ証
  • 中国・上海総合指数は一時2%超上昇、米S&P500種先物も堅調

11日の東京株式相場は3日続伸。米メキシコ問題への不安後退と米利下げ観測などから世界的な株高継続が期待されている。米ハイテク株高を受けた電機や機械など輸出関連、鉄鋼などの素材といった景気敏感株が買われた。

  • TOPIXの終値は前日比8.38ポイント(0.5%)高の1561.32
  • 日経平均株価は同69円86銭(0.3%)高の2万1204円28銭

〈きょうのポイント〉

The Last Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証内

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  三菱UFJ国際投信戦略運用部の石金淳チーフストラテジストは、「米利下げ観測の高まりと対メキシコ関税の見送りから、行き過ぎていたリスクオフの動きが和らいでリターンリバーサルの動きが続いている」と話した。リバウンド相場は過去の経験から4週間ほど続くとし、大きな波乱がなければ「日経平均は2万2000円近くまで上昇する可能性がある」と言う。

  米中貿易摩擦への不安を背景とした朝方の売りが一巡した後、株価指数はプラス圏に浮上した。岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は、米国では「雇用統計など経済指標に弱さが出てきているほか、米中貿易問題も解決に向かうシナリオは見えず、景気を下支えする利下げ期待が続く」と指摘。利下げ観測が世界の株式市場への資金流入を促す中、「日本株には米国株に比べた出遅れ感を見直す買いが入っている」と述べた。

11日は3日続伸
  • 東証1部33業種では証券・商品先物取引や銀行の上げが目立ち、電機や機械、鉄鋼や非鉄金属など景気敏感業種も上昇率上位
  • 陸運や倉庫・運輸関連、精密機器は下落
  • 売買代金は1兆6720億円、4日連続で2兆円割れ
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