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半導体株上昇、在庫調整の終了が視野とアナリスト指摘

  • フィラデルフィア半導体株指数は一時3.7%高-3日続伸
  • ゴールドマンはアナログ・デバイセズの投資判断を引き上げ

半導体株は業績予想の「上方修正とアウトパフォーマンスの持続的な期間」に入りそうだと、ジェフリーズが指摘した。半導体業界を取り巻く最近のセンチメントは「過度にネガティブ」だったとリポートで記した。

  月間の販売データの弱さや価格・在庫を巡る懸念から、アナリストらは半導体業界の見通しについて慎重な見方を示してきた。米中貿易摩擦も半導体株の動きを不安定にする要因だった。多くの半導体企業にとって中国は主要な市場の一つであり、サプライチェーンの重要な部分を占める。

  フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は10日に一時3.7%上昇。世界貿易の緊張が緩和に向かう兆しを材料とした幅広い相場上昇の流れに乗り、3営業日続伸となった。月初からは10%近く上昇しているが、4月の最高値はなお約10%下回っている。

The sector has rebounded off a recent low

  ジェフリーズのアナリスト、マーク・リパシス氏は、このところの株価上昇は「利益見通しの修正と在庫調整の終了に関連した典型的な半導体株のトレーディングパターンに見える」と指摘。アナリスト予想平均が最近、上向きに修正されていることは「在庫調整がほぼ終わりつつあるとの当社の見方と一致している」とした。

  半導体がサイクルの最悪期を過ぎた可能性があるとみているのはジェフリーズだけではない。ゴールドマン・サックスは10日、アナログ・デバイセズの投資判断を「売り」から「買い」に引き上げた。アナログ部門は長期的トレンドを下回って推移しており、「循環的な調整の終わりが近づいていることを示唆している」とした。

原題:Chipmakers Surge as Analysts See End to Inventory Correction(抜粋)

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