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トランプ氏、対中追加関税「直ちに発動」-習氏が会談回避なら

更新日時
  • 習主席とG20で会談することになっていると思う-トランプ氏
  • ファーウェイは最終的な合意に含まれると示唆、「脅威」と言明

トランプ大統領は、中国の習近平国家主席が20カ国・地域(G20)首脳会合(大阪サミット)での会談に応じない場合、新たな対中関税を発動すると警告した。

  トランプ大統領は10日にホワイトハウスで記者団に対し、25%の関税もしくは「25%よりはるかに高い」関税を中国からの輸入品約3000億ドル(約32兆5000億円)相当に賦課する可能性があると述べた。

  同日の経済専門局CNBCとのインタビューでは、今月末のサミットで米中首脳会談が実現しない場合、追加関税が直ちに発動されるのかと問われ、トランプ氏は「そうだ」と回答した。

U.S. President Trump Visits China

トランプ米大統領(右)と中国の習国家主席(左)(2017年11月、北京で)

9: Chinese President Xi Jinping and U.S. President

  「習主席はG20に参加すると理解している。われわれは会談することになっていると思う。主席はG20に出席するだろう。それに、主席と私は素晴らしい関係にある。実際のところ、驚くべき、偉大な人物だ。非常に強くて賢い。だが主席は中国のために、私は米国のために仕えている」と語った。

  トランプ氏は「中国は取引せざるを得なくなるため、それに応じるだろう」とも述べた。

  このほか、最終的な貿易合意に華為技術(ファーウェイ)が含まれる可能性を再び示唆。ファーウェイを「脅威だと見なす」と言明し、「中国との通商交渉の一環でファーウェイに関し何らかの手を打つ可能性は大いにある。中国は合意を極めて強く望んでいる。私よりもはるかにだ。今後どうなるか様子を見る」と語った。

  ファーウェイに対して措置を打ち出せば、米国は次世代通信規格「5G」で後れるのではないかとの問いには、「そうはならない」とトランプ氏は反論。米国は「実際には極めて短期間で主導権を握る。ご存じのように、わが国は全ての点でリードしている」と語った。

  メキシコとの合意については、一部が未公表であることをあらためて示唆した。トランプ氏は、合意の一環でメキシコが米国産農産物を大規模に購入することを受け入れたと主張したが、メキシコの当局者はそうした付帯合意は一切承知していないと述べている。CNBCに対し、米国は合意の一面を意図的にまだ説明していないとし、その部分は米国にとって別の「非常に強力な手段」になると論じた。

原題:Trump Says He’ll Raise China Tariffs If Xi Won’t Meet at G-20(抜粋)

(トランプ大統領発言を第2段落に追加して更新します.)
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