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日銀広報課長に鹿島みかり氏、初めて女性が金融政策の「顔」に

  • 金融研究所の制度基盤研究課長から17日付で起用-日銀発表
  • 18年7月に女性職員を広報室長に初起用した財務省に続く

日本銀行の広報責任者に初めて女性が就任することになった。財務省も昨年、広報室長として女性を起用しており、金融・財政政策をつかさどる日銀と財務省の「顔」としての役割を共に担う。

Bank Of Japan Female Managers As More Women Move Into Senior Roles

日銀広報課長に就任する鹿島みかり氏

Photographer: Shiho Fukada/Bloomberg

  日銀は10日、政策委員会室広報課長に、金融研究所の鹿島みかり制度基盤研究課長を17日付で起用する人事を発表した。同氏は1994年入行した幹部候補の女性職員で、2014年からは2年8カ月、国際通貨基金(IMF)に出向した経験も持つ国際派だ。娘2人の母でもある。

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  一方、18年に文書改ざんやセクハラ疑惑など相次ぐ不祥事に揺れた財務省は同年7月、初の女性広報室長として01年入省の城田郁子氏を起用。8-9日に行われた福岡G20財務相・中央銀行総裁会議でも議長国会見の司会を英語でこなすなど、財務相が出席する国際会議に同行し、広報活動を取り仕切っている。

  政府は20年までに指導的地位に女性が占める割合を30%程度とする目標を掲げているが、17年の女性管理職比率は13.2%と諸外国と比べて低い。18年9月末時点での日銀の管理職に占める女性の割合も依然10.3%にとどまっている。

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