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大麻合法化の先陣切ったカナダ、チャンス逃す「へま」とINFOR

  • 米国ではカリフォルニアなど一部の州で大麻ブランドが確立
  • 大麻業界に強い投資銀行INFORのセルフェCEOが語った
A worker stands outside a greenhouse in cannabis production facility in Fenwick, Ontario, Canada

A worker stands outside a greenhouse in cannabis production facility in Fenwick, Ontario, Canada

Photographer: Galit Rodan/Bloomberg

A worker stands outside a greenhouse in cannabis production facility in Fenwick, Ontario, Canada

Photographer: Galit Rodan/Bloomberg

カナダが大麻合法化で「へま」をし、米国に急速に後れを取っていると投資銀行INFORファイナンシャル・グループのニール・セルフェ最高経営責任者(CEO)は嘆いている。

  大麻業界に強いINFORを創業したセルフェ氏はブルームバーグのトロントオフィスでインタビューに答え、政策の刷新がなく州ごとの規制がつぎはぎ状態であることに加え、マーケティング・ブランド戦略に関する厳しい規制が、カナダの大麻関連企業が米国勢にリードを許す要因になっていると指摘、「グローバルリーダーになる真のチャンスがあったはずだと考えている」と述べた。

  先進国の先陣を切ってカナダが嗜好(しこう)品としての大麻を合法化して約8カ月を経た今、大麻市場でグローバルリーダーと呼べるカナダ企業はキャノピー・グロースだけだとセルフェ氏はみている。

  米国は連邦レベルではまだマリフアナは違法だが、米国重視の大手企業は他社より好調で、「米国の合法化された大きな州では本当に消費者向け商品だ。一番手だったという事実にもかかわらず、カナダではそうなっていない」と同氏は語った。

  セルフェ氏によると、米国ではカリフォルニアなど一部の州で、さまざまな大麻製品が売られ、大麻ブランドも確立、自宅への配送も認められているものの、カナダの大麻市場はドライフラワーとオイルに限定されており、ブランディング戦略は実質的に「存在しない」。

  カナダでの大麻製品購入は「茶色い紙袋に入ったダーティーな何かを買っているようだ。まるで1960年代のアルコールだ」と同氏は話した。

原題:Canada ‘Blew’ Its Chance to Be World Pot Leader: Cannabis Weekly(抜粋)

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