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プーチン氏に習主席が加勢、反トランプ政権で中ロの結束誇示

  • 貿易戦争、本物の戦争を導く可能性も-プーチン大統領
  • グローバリゼーションの逆行と覇権主義が台頭-習国家主席

米国の世界支配を非難するロシアのプーチン大統領に中国の習近平国家主席が加勢し、トランプ米政権と中ロの対立が深まっている様子を浮き彫りにした。

  習主席は7日にサンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、「グローバリゼーションの逆行と覇権主義の台頭で、国際社会が新たに直面する試練は増えている」と指摘。中国は「経済のグローバル化を引き続き促進し、多国間貿易体制を保護するとともに、世界経済における発展の不均衡是正に努めていく」と述べた。

Day Two of the St Petersburg International Economic Forum 2019

中国の習近平国家主席(左)とロシアのプーチン大統領(右)(7日)

写真家:Andrey Rudakov / Bloomberg

  プーチン大統領は、米国が「国家としての権限を世界全体に押しつけようと」しているとし、これが世界を追い込んでいるのは「終わることのない対立と貿易戦争、さらには貿易にとどまらない戦争につながる道」かもしれないと非難した。習、プーチン両氏はトランプ米大統領や米国に直接言及することはほとんどなかったが、2人の発言が何を指しているかは明らかだった。

  関税を武器に中国に合意を強要するトランプ氏の手法について質問された習氏は大国同士が相違を解消するに当たっては「相互尊重」が必要だと回答。「一方的なアプローチや保護主義に訴えるべきではない」と述べた。

原題:Xi, Putin Condemn U.S. Dominance as Tensions With Trump Grow (1)(抜粋)

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