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ドイツ銀、投資銀責任者と元CEOが脱税捜査の対象に-関係者

更新日時
  • リッチー投資銀部門責任者、ジェイン元CEOが対象に加わる
  • ドイツ銀の現・元行員約70人を当局が調査-南ドイツ新聞

ドイツ銀行の投資銀行部門責任者、ガース・リッチー氏の頭痛は増すばかりだ。

  金融大手などが絡むドイツ国内の脱税捜査対象に、リッチー氏が含まれていると事情に詳しい関係者が匿名を条件に話した。投資銀部門には大幅な人員削減見通しがあり、同氏は経営陣の中でも株主からの支持が極端に低い。元共同最高経営責任者(CEO)のアンシュー・ジェイン氏も捜査対象になっているという。

Deutsche Bank AG Chief Executive Officer Christian Sewing Attends Annual General Meeting As Lender Announces 7,000 Job Cuts

ガース・リッチー氏

Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

  ドイツ銀は6日、元従業員2人を調査していたケルンの検察当局が捜査対象者を広げ、一部の現・元行員のほか、経営陣数人を含めたと確認した。捜査拡大の決定は「純粋に」時効が迫っているためで、同行としては、検察の事実認識が変わったとはみていないと、ドイツ銀が発表文で説明。この中でリッチー氏やジェイン氏には言及していない。

  リッチー氏のオフィスへの電話はドイツ銀の広報担当セクションに回されたが、担当者はコメントを控えた。ジェイン氏の報道担当者もコメントを拒否した。

  この脱税捜査について南ドイツ新聞が6日報じたところによると、ドイツ銀の現・元行員約70人が対象になっている。疑惑が裏付けられたケースは今のところないもよう。同紙ではヨゼフ・アッカーマン元CEOの名前も挙げている。米銀については少なくとも大手2行が対象だという。

  過去にアッカーマン氏の弁護士を務めたエバーハート・ケンプ氏にコメントを求めるテキストメッセージを送ったが、応答はなかった。

原題:Deutsche Bank’s Embattled Investment Bank Head Is Named in Probe (抜粋)
Deutsche Bank’s Ritchie Named in Probe That Also Targets Jain

(ジェイン元CEOへの言及を全体に加え、第5段落以降に南ドイツ新聞の報道を付け足します.)
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