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UAE沖のタンカー攻撃に「国家」の関与-暫定調査報告が結論

  • ボルトン氏は5月12日の船舶への攻撃でイランを非難
  • イランは関与を否定-暫定報告では名指しされていない

アラブ首長国連邦(UAE)沖で先月起きた一連の石油タンカー攻撃についてUAEとノルウェー、サウジアラビアがまとめた暫定調査報告は、背後に「国家」の関与があったと結論付けた。

  報告の要約によると、UAEのフジャイラ港沖で5月12日に発生した攻撃の背後に「かなり洗練された」活動があったことを突き止めた。要約は、国連のUAE代表部が行った非公式の説明会に参加した外交関係者に配付された。

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フジャイラ港で攻撃を受けたタンカー

Source: United Arab Emirates National Media Council via AP Photo

  このような攻撃を行うには「フジャイラ港沖に停泊していたあらゆる種類の船舶約200隻の中から4隻の石油タンカーを意図的に選び出すだけの情報収集能力が必要」だったと分析している。

  ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は先月、船舶への攻撃の背後にイランがいることは「ほぼ確実だ」と主張。イランは関与を否定し、調査を求めていた。国連のイラン代表部の当局者は6日、同国が関与したとされる証拠の信頼性に疑問を呈した。

  トランプ政権が昨年、2015年のイラン核合意からの離脱を表明して以来、米国とイランの間で緊張は高まっている。トランプ大統領は5日、戦争するよりイラン指導部と「話し合うことがずっと望ましい」と発言。来週には安倍晋三首相がテヘランを訪問する予定で、仲介の役割を担うとみられている。

原題:U.A.E.-Led Probe of Oil Tanker Attacks Points to ‘State Actor’(抜粋)

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