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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日銀:超長期国債の買い入れを縮小、減額幅は予想の下限との見方

更新日時
Pedestrians cross a road outside the the Bank of Japan (BOJ) headquarters in Tokyo, Japan, on Monday, March 11, 2019. An increasing number of economists see additional stimulus as the BOJ’s next policy step, while they are unanimous in forecasting no change at this week’s board meeting.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日本銀行は6月の超長期ゾーンの国債買い入れ規模を縮小する見通し。月間の買い入れ頻度を減らす一方で、残存期間10年超25年以下の1回当たり購入額を小幅な増加にとどめたためだ。一方、市場では超長期債利回りが2016年以来の低水準を連日更新する中、減額幅が予想ほど多くなかったとの見方から買いが優勢となっている。

  日銀は7日午前10時10分の金融調節で、残存期間10年超25年以下の買い入れ額を前回より400億円多い2000億円、25年超を変わらずの400億円とそれぞれ通知した。6月の10年超のオペ実施頻度は前月より1回少ない3回となるため、月間では両ゾーン合計で800億円の減額となる計算だ。

Bank of Japan Watchers See Chance of More Stimulus Amid Shift at Fed And ECB

日本銀行本店

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  一方、同時に通知された5年超10年以下の買い入れ額は4800億円と、前回のオペと同額だった。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、国債買い入れの減額幅が10年超25年以下と25年超の合計で月800億円のペースとなったのは、市場予想の範囲内で最低限だと指摘。「最近の金利低下を踏まえ、もっと大幅な減額を予想していた向きもいたようなので、オファー額の通知を受けて安心感が広がった」と述べた。

  今回の日銀オペを受けて、債券相場は堅調な推移となっている。長期国債先物6月物はオペ後に水準を切り上げ、一時7銭高の153円58銭まで上昇。現物債市場では新発20年債利回りが0.25%、新発30年債利回りが0.385%と、いずれも16年以来の低水準を更新した。 

(第4、5段落を追加して更新します.)
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