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Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg

医療技術銘柄が人気、投資家が他の工業株から乗り換え-ゴールドマン

  • サーモフィッシャーやアジレントといったツール銘柄を買い増す動き
  • 価格決定力を維持し営業利益率が向上、利益拡大継続が見込まれる
An employee in protective clothing works inside a deep freezer area of the research and development center in Bengaluru, India.
Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg

工業株の中でライフサイエンス・ツール銘柄の人気が高まっている。他分野の工業株が期待通りの成果をなかなか上げられていないためだ。ゴールドマン・サックスのアナリストが指摘した。

  運用担当者は敬遠されている大型工業株を手放し、米計測機器・試薬メーカー、サーモフィッシャーサイエンティフィックや電子計測器メーカー、米アジレント・テクノロジーといったツール銘柄を買い増す動きに出ていると、アナリストのアサド・ハイダー氏が4日付の顧客向けリポートで記した。

  年初から今月5日までに20%余り上昇しているサーモフィッシャーと工業株の代表格である3Mはこうした取引を顕著に示す例だという。売上高増加やサービス拡大に支えられ、サーモフィッシャーのこの10年のパフォーマンスは3Mに勝っている。一方、3Mは製品需要や製造活動が鈍る中で今年に入って株価が14%下落、騰落率はダウ工業株30種平均の構成銘柄で最下位の部類にある。

  このギャップは拡大が続くとハイダー氏はみている。ツール銘柄は「マクロ面での幅広い減速にもかかわらず」、価格決定力を維持し営業利益率が向上しており利益が引き続き伸びると見込まれるという。

Thermo, 3M show changing sentiment for tools, industrials

原題:Goldman Says MedTech Tools Draw Investors Away From Industrials(抜粋)

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