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NY連銀総裁、米経済見通しは依然として堅調-リスクは増大

  • 市場の懸念は理解としつつも、利下げ支持の表明には至らず
  • 逆イールドは金利低下観測を示す「かなり強いシグナル」

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は6日、リスクが高まりつつあり、それに対応して米金融当局が利下げすると投資家は予想しているものの、米経済見通しは依然として堅調だと述べた。

  ウィリアムズ総裁はニューヨークでの講演後の質疑応答で、「私の基本的な見通しは極めて良好だが、同時にいつでも見方を調整する用意をしておく必要があるのは明らかだ」と語った。

Fed Presidents John Williams And Eric Rosengren Discuss The 2 percent Inflation Target

ウィリアムズ総裁

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  同総裁は市場の懸念は理解すると述べた上で、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長とクラリダ副議長が今週示唆したような、柔軟かつオープンな姿勢をあらためて示したが、利下げ支持を表明するには至らなかった。

  またウィリアムズ総裁は米長期金利が短期金利を下回る逆イールド現象について、市場の金利低下観測を示す「かなり強いシグナル」だと述べ、真剣に受け止めているとコメントした。

  一方で、こうした逆イールドが過去の景気悪化の前触れとなったことはあるものの、リセッション(景気後退)入りの唯一の「予兆」とは受け止めていないと語った。さらに、逆イールドによって米金融当局が利下げを迫られることはないと付け加えた。

原題:Fed’s Williams Says Outlook Still Solid While Risks Mounting (1)(抜粋)

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