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リフォーム後の売却で利益を狙う米住宅保有者、減益前に撤退へ

  • 購入後12カ月で売却されたケース、2010年初め以降最大
  • リフォーム後の売却利益は約8年ぶり低水準、住宅市場が減速

米住宅市場の減速からある結論が導かれている。リフォーム後の売却で利益を狙う住宅保有者は手を引きつつあるいうことだ。

  アットム・データ・ソリューションズが6日発表したところによると、購入から12カ月以内に再び売却された物件は今年第1四半期の全住宅販売のうち7.2%を占めた。これは2010年初め以降で最大だ。その一方で、改築やその他関連費用を除くベースで投資利益率は平均39%と、約8年ぶりの低水準に下げた。

Shrinking Returns

Profits on home flips fell to an almost eight-year low in the first quarter

Source: Attom Data Solutions

  住宅市場の最前線にいるのは投機家だ。価格上昇のペース減速や需要減、売却までの期間長期化によって売却利益はすぐに縮小、あるいは損失が出る。

  アットムのトッド・テタ最高プロダクト責任者はリポートで「うまみがあるうちに投資家は撤退している可能性がある」と述べ、「利益マージンの縮小が明らかになった場合、投資家は住宅価格の値上がりが一段と鈍化する前に今、行動を起こして売却する可能性がある」と分析した。

原題:U.S. Home Flippers Are Cashing Out Before Profits Get Slimmer(抜粋)

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