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UBSも「不安定な」市場環境を警告、シティやBofAに続く

  • 状況は改善も、「低水準の起点」と比べての話-エルモッティCEO
  • JPモルガンやBofAはトレーディング収入の減少を警告

スイス最大の銀行UBSグループのセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、トレーディングの状況はここ最近で最悪の一つに数えられる1-3月(第1四半期)から改善したものの、依然として「不安定」だと述べた。

  エルモッティCEOはパリで行われたゴールドマン・サックス・グループ主催の会議で、「状況はましにはなったが、視界良好で底堅いとは言い難い」と発言。顧客は「市場に参入する意思を見せているものの、市場環境は非常に不安定だ」と語った。

UBS CEO Ermotti Attends Shareholders Meeting

エルモッティCEO

Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg

  貿易戦争の激化や英国の欧州連合(EU)離脱問題、米国とイランの間で高まる緊張などが市場のセンチメントを冷やし、大手金融機関は第2四半期の業績低迷を警戒している。米シティグループは先月、トレーディング収入が今四半期に減少していることを明らかにし、バンク・オブ・アメリカ(BofA)は同収入が10%減のペースで推移していると示唆。JPモルガン・チェースもトレーディング収入の落ち込みを報告した。

  エルモッティCEOは、年初から業績は上向いているが、「それは非常に低水準の起点と比べているからだ」と述べた。

原題:UBS Joins Wall Street Peers Warning of ‘Fragile’ Environment (1)(抜粋)

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