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日本株は反発、米メキシコ通商問題への懸念後退-輸出や原油関連高い

更新日時
  • 米国は対メキシコ関税の先送り検討、米原油先物1.8%高
  • 交渉は継続とペンス米副大統領、週末は米雇用統計やG20財務相会合

7日の東京株式相場は反発。米国がメキシコへの関税賦課先送りを検討していることから業績不安がやや和らぎ、機械や電機など輸出関連、原油市況高から石油・石炭製品や商社など原油関連も高い。

  • TOPIXの終値は前日比7.48ポイント(0.5%)高の1532.39
  • 日経平均株価は同110円67銭(0.5%)高の2万0884円71銭

〈きょうのポイント〉

Inside the Tokyo Stock Exchange As Banks Continue Rally Following Yields Spike

東証外観

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  アセットマネジメントOne運用本部調査グループの中野貴比呂ストラテジストは「米中通商協議やメキシコ関税問題など先行きの不透明感が強すぎて、相場に大きな流れはできにくい」と指摘。そうした環境下で、きょうはメキシコへの関税延期観測という「目先の材料に反応した」と述べた。

  東証1部売買代金は1兆6360億円と、5月27日以来の低水準。ペンス米副大統領はメキシコとの協議はなお継続しており、米国として来週の関税発動を依然予定していると発言。今晩の米雇用統計や8日からの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議など重要イベントも控え、積極的に上値を追う動きは乏しかった。 

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「米利下げ期待からドル・円の上値が重くなり、日銀短観の想定レートを割り込むなど輸出企業中心に業績懸念は根強い」と語る。また「米中通商問題も急速に進展するとは思えず、上値は重い」と話していた。

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