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クレディ・アグリコル、利益目標を引き上げ-ライバルに逆行

  • 純利益を50億ユーロに拡大し、有形自己資本利益率の向上目指す
  • 配当性向の目標は50%と2019年の計画から据え置き

フランスの銀行クレディ・アグリコルは向こう3年で純利益を6億ユーロ(約730億円)余り増やし、コストを削減する方針を明らかにした。フィリップ・ブラサック最高経営責任者(CEO)は収益てこ入れのためコーポレート・バンキングとアセットマネジメントに賭ける考えだ。

  クレディ・アグリコルは以前の主要目標を予定より早く達成したことから、2022年戦略計画を公表。純利益を50億ユーロに拡大し、収益性の主要指標である有形自己資本利益率の向上を目指す方針だ。将来的な規制厳格化を見据え、その他の目標は据え置きないし削除した。

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フィリップ・ブラサックCEO

Phorographer: Ludovic Marin/AFP via Getty Images

  過去4年に組織再編を進め、戦略上の重要性が比較的低い資産を売却したブラサックCEOは、ライバルのBNPパリバソシエテ・ジェネラルほどトレーディングに依存していないため、一部目標を引き上げる余地が生じた。欧州の銀行は長引く低金利やマイナス金利、自己資本要件の引き上げに直面して、クレディ・アグリコルのライバル銀行はここ数カ月に目標の一部を引き下げないし見直している。

クレディ・アグリコルの目標
  • 増収率は従来2.5%が目標だったが、新たな目標は設定しない
  • 有形自己資本利益率は11%強(従来は10%強)
  • 配当性向は50%と2019年の計画から据え置き
  • 普通株Tier1比率(CET1)は11%(従来11%強)

原題:Credit Agricole Boosts Profit Targets as Rivals Pare Back Goals(抜粋)

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