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Photographer: Christopher Dilts/Bloomberg

クオンツ戦略の最大リスク「流動性崩壊」、政治リスクより怖い

  • JPモルガンのクオンツ会議の調査で36%が流動性低下を最も懸念
  • 次のリセッション入りが21年以降になるとの回答が約60%を占めた
JPMorgan Chase & Co. signage is illuminated at night at a bank branch in Chicago, Illinois, U.S., on Tuesday, July 10, 2017.
Photographer: Christopher Dilts/Bloomberg

クオンツ戦略にとっての最大のリスクは、株式の弱気相場でもなければ、金利の急上昇でもなく、流動性の崩壊だといえそうだ。

  米銀JPモルガン・チェースが5月17日にニューヨークで開催した米国マクロ・クオンティテイティブ&デリバティブ会議で実施した投資家調査で、流動性の低下を最も懸念していると36%が回答し、政治リスクあるいは地政学的リスクを最も恐れるとの回答(25%)を上回った。ストラテジストのマルコ・コラノビッチ氏らがまとめた会議のサマリーで示された。

  年末の米国の10年国債利回り水準を2.0-2.5%と約59%が予想し、S&P500種株価指数は2800-3000と39%が答えた。次のリセッション(景気後退)入りの時期については、2020年との回答が全体の33%、21年が37%、21年よりも後が23%を占めた。

U.S. equities and Treasuries may end year in current ranges
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原題:Liquidity Breakdown Is Biggest Fear in JPMorgan Quant Survey (1)(抜粋)

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