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カネカ「当社の対応に問題は無い」、元社員家族のツイッターに反論

  • 退職を強制したり、退職日を指定したという事実は一切ない
  • 転勤の内示の経緯について「育休に対する見せしめではない」と強調

育休直後の転勤内示を巡るツイッターへの投稿に対し、カネカがコメントを発表した。復職後2日で転勤の内示を受けたとする投稿に対し、会社は「対応に問題はなかった」との認識を示した。

  発端となったのは、元社員の家族による育休からの復職直後の転勤内示に関するツイートだ。「カガクでネガイをカナエル会社」とのハッシュタグなどとともに、夫が育休から復職して2日で内示を受けたと投稿。転勤時期の延期などを会社に申し入れたものの受け入れられなかったことから、最終的に夫は退職したと明かした。

  「転勤の内示は、育休に対する見せしめではありません」。会社はきょうの発表文で投稿が元社員の家族のものと認めた上で経緯を説明。元社員は5月7日、退職日を31日とする退職願を提出し、そのとおりに退職。会社からは強制も指定もしていないと強調した。

  育児や介護など多くの社員がさまざまな事情を抱えており、「育休をとった社員だけを特別扱いすることはできない」と反論した。また転勤時期については、元社員の勤務状況に照らし「けじめなく着任が遅れる」と判断し、希望を受け入れなかったという。

  会社は6月2日に弁護士を含む調査委員会を立ち上げた。3日に社長が社内向けメッセージを発信、同5日に社内監査役らが同委員会の報告を受けて事実関係を再調査し、対応に問題は無いことを確認したという。

  同社の3日終値は前週末比2.4%安の3660円まで下落したものの、4日には反発し、6日後場寄り後は3900円近辺と全週末終値を上回って推移している。

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