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フィッチがメキシコを格下げ-ムーディーズは見通し「弱含み」に

  • 国有石油会社の債務増加で財政リスク増大とフィッチ
  • 成長減速やエネルギー政策変更で財政見通しにリスクとムーディーズ

格付け会社フィッチ・レーティングスは5日、メキシコを格下げした。国有石油会社の債務増加は同国の財政リスク増大を示すと指摘した。

  フィッチはメキシコの外貨・自国通貨建て長期発行体デフォルト格付け (IDR)を従来の「BBB+」から「BBB」へと引き下げた。BBBは投資適格級の下から2番目。

  またフィッチの発表の少し前に米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはメキシコの格付け見通しを「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に変更した。「予想不可能」な政策決定が投資家の信頼感と経済の見通しを損ねているとの懸念を理由に挙げた。ムーディーズがメキシコに付与している格付けは「A3」。

  ムーディーズは発表資料で、成長減速に加え、エネルギー政策とメキシコ石油公社(ペメックス)の役割が変わったことで中期的な国家財政見通しへのリスクが生じていると説明した。

原題:Fitch Downgrades Mexico While Moody’s Shifts Outlook to Negative(抜粋)

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