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ドイツ銀資産運用部門、業界再編に積極関与へ-CEOが「野心」表明

  • M&Aの機会生かすのは「社風がマッチする」場合などに限定
  • コスト削減を加速、下期に大きな効果表れる-CEO

ドイツ銀行の資産運用部門、DWSグループは業界再編で「積極的な役割」を果たしたいと考えている。同業界では手数料引き下げへの圧力がかかり、市場環境も難しい中で、各社とも規模を求めざるを得なくなっている。

Deutsche Asset Management CEO Asoka Woehrmann

DWSのブアマンCEO

NOTE: EDITORIAL USE ONLY.

  DWSのアソカ・ブアマン最高経営責任者(CEO)は5日、同社初の年次株主総会をフランクフルトで開き、業界再編への関与は「弊社の、そして私個人の野心でもある」と発言。「とは言え、そうした機会を捉えるのは弊社の信託業務に支障が出ず、社風がマッチし、株主価値の増大に寄与する場合に限定される」と続けた。

  運用資産7040億ユーロ(約85兆8700億円)のDWSが業界で最大手の一角に食い込むには、大型のM&A(合併・買収)が必要になる。ドイツ銀はスイスのUBSグループとそれぞれの資産運用部門を統合させる案について話し合ったが、交渉は行き詰まっていると事情に詳しい関係者は述べていた。

  検討中のM&A案件がないDWSでは、代わりのてこ入れ策としてコストに注目している様子だ。ブアマンCEOは就任以来、複数の上級幹部を交代させている。人員削減などの措置は下期のコストベースに極めて大きな効果をもたらすだろうと、同氏は述べた。利益に対する調整後コスト比率を65%未満に抑える中期目標の達成が「最優先事項」だとあらためて打ち出した。

原題:Head of Deutsche Bank’s DWS Says Deals Are ‘Personal Ambition’(抜粋)

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