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ダラス連銀総裁:利下げの要否判断するには時期尚早-貿易動向を警戒

  • カプラン総裁、ブルームバーグテレビのインタビューで発言
  • 貿易摩擦の影響でここ数週間に下振れリスク高まる-総裁

米ダラス連銀のカプラン総裁は、深刻化する米国と主要貿易相手国との対立への対応で利下げが必要か否かを判断する前に、経済成長減速の兆候を目にする必要があるとの認識を示した。

  総裁は5日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「その判断を下すには時期尚早だ」とし、「貿易を巡る緊張の高まりを把握すべく強く警戒していく。そうした緊張が経済に影響を及ぼすのか、そしてこれは最も重要なことだが、緊張が根強く続くのかどうかを注視していく」と述べた。

カプラン・ダラス連銀総裁のインタビュー

  カプラン総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を保有していない。次回のFOMC会合は今月18-19日に開催される。

  総裁は貿易動向を受けて下振れリスクが高まってきたとし、市場に耳を傾けていると述べたものの、「市場の見方は瞬時に変わり得ることから、動きを深読みしたり、過剰反応したりすることはない」とも語った。

  その上で、利下げに関する自身の基準として、「景気が一段と減速している兆候をある程度目にする必要がある」と説明。「米経済はなお潜在成長率を上回るペースで成長しており、労働市場の引き締まりは続いている。ダラス連銀がコアインフレ指標とするトリム平均は現在2%で、年末も2%前後と考えられる」と語った。

原題:Fed’s Kaplan Says Too Early to Judge the Need for a Rate Cut(抜粋)

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