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きょうの国内市況(6月5日):株式、債券、為替市場

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●日本株2カ月半ぶり大幅高、米利下げ期待や通商懸念後退-全業種上げ

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  東京株式相場は大幅高。株価指数の上昇率は3月26日以来の大きさとなった。米国で利下げ期待が一段と高まったほか、米国とメキシコとの関税問題への不安が薄れて景気の先行き懸念が後退した。電機や精密機器など輸出中心に全業種が高い。

  • TOPIXの終値は前日比30.99ポイント(2.1%)高の1530.08と続伸
  • 日経平均株価は同367円56銭(1.8%)高の2万0776円10銭で6日ぶり反発

  三井住友DSアセットマネジメントの門司総一郎シニアストラテジストは「FRBはリスクオフが際限なく拡大することや、それが実体経済に影響を与えかねない現状を放任することはできないとの姿勢を示した」とし、このところの株価の大幅安から「テクニカル面で下げ止まってもおかしくなかったタイミングにFRB議長発言が重なり、債券ロング・株ショートをしていた向きの一部が株を買い戻した」と述べた。

  • 東証33業種ではガラス・土石製品や精密機器、非鉄金属、証券・商品先物取引、機械、海運が上昇率上位
  • 東証1部値上がり銘柄数は1988、値下がり126で、全体の93%が上げた

  
●債券大幅高、長期金利2年10カ月ぶり低水準ー日銀緩和期待で中期買い

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  債券相場は大幅高。長期金利は2年10カ月ぶりの低水準を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて米国の利下げ観測が強まり、日本銀行も円高圧力を抑えるために追加の金融緩和に動くとの観測から現物債の中期ゾーンや先物主導で買いが膨らんだ。

  • 長期金利の指標となる10年物354回債利回りは2.5ベーシスポイント(bp)低下のマイナス0.13%と、新発債として2016年8月以来の低水準
  • 新発5年債利回りはマイナス0.25%と16年9月以来の低水準、新発20年債利回りは0.26%と同年8月以来の水準まで低下
  • 長期国債先物6月物の終値は前日比31銭高の153円58銭。一時153円61銭と中心限月で16年7月以来の高値を付けた。日中売買高は5.2兆円と、3月8日以来の高水準

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 米国が利下げするなら日本も下げるだろうということで、円高阻止に向けた日銀の追加緩和を想定する海外勢が動いているのではないか
  • 限月交代を控えた先物の最終処理や国債大量償還と、時期的に買わざるを得ない人が多いのも事実
  • 一方、超長期ゾーンは明日の流動性供給入札や7日の日銀オペで減額幅を見極めないといけない面もある

●ドル・円小幅安、株高も米金利低下圧力が重しに-108円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅下落。前日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言を受けて日米株が上昇したものの、米金利に対する低下圧力がかかる中で上値の重い動きとなった。

  • ドル・円は午後3時7分現在、前日比0.1%安の1ドル=108円03銭。一時108円27銭まで上昇の場面も、その後に下落転換
  • 豪ドル・ドルは0.2%高の1豪ドル=0.7002ドル。ユーロ・ドルは0.1%高の1ユーロ=1.1268ドル

NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのデービッド・ルー氏(香港在勤)

  • ドル・円は株高や仲値需給による上昇期待もあったが肩透かしに。株はリスクオフの巻き戻しで買われるも、不透明感が高い中でリスクオンになりきれない
  • 米中貿易摩擦の不透明感や、対メキシコ関税発動リスク、根強い米利下げ期待から、ドル・円は上値の重さが目立っている。あくまで大きなリスクオフの流れや、米金利低下主導のドル安は変わっていない
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