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レアアース巡る米中の争い激化か-米は中国の脅しに対抗へ

  • 中国発改委、レアアースの輸出規制案を検討と発表
  • 米商務省、供給確保で前例のない措置を取ると表明

洗濯機から軍事用ハードウエアまであらゆるものに使われるレアアース(希土類)を巡り、米中両国は対立激化へと突き進んでいる。

  米商務省は4日、レアアースの供給を絶対に断たれないよう「前例のない措置を取る」と表明した。供給確保のための措置を概説した商務省報告書の公表は中国の国家発展改革委員会(発改委)がレアアースの輸出規制案を検討していると発表した数時間後だった。

  中国国営メディアは先月29日、中国が世界のレアアース供給の70%余りを占め、精錬後のシェアはさらに高いとして、レアアースの対米貿易戦争の武器としての価値を強調した。米中は既に大規模関税や通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)への供給制限、中国当局による渡米者への注意喚起などで対立しており、中国がレアアースの輸出制限に乗り出せば亀裂はさらに深まる。

  ロス米商務長官は、トランプ大統領が2017年12月に作成を求めた報告書の公表に伴い声明を出し、「この非常に重要な資源の価値は見落とされがちだが、レアアースなしでは現代の生活はあり得ない」と指摘した。

One Stop Shop

About 80% of U.S. rare earths supplies come from China

Source: U.S. Geological Survey

原題:Rare Earths Battle Looms as U.S. Aims to Counter China Threat(抜粋)

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