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話題株:サンリオ株が反発、バービー人形の米マテルと国際ライセンス

  • ハリウッドデビュー発表以来の日中上昇率、サンリオは拡販に道
  • 好材料だが経済的効果については見極める必要も-証券ジャパン

キティちゃんがバービーと手を携えて世界市場に-。サンリオと米玩具メーカー、マテルとの提携が発表されてサンリオ株が5日、急反発した。

  サンリオ株は6日続落の流れを跳ね返し一時11%高の2649円まで買われた。日中の上昇率は「ハローキティ」などキャラクターの全世界映画化を3月6日に発表した時の12%に迫る。

Sanrio Joint Promotional Event With SwarovskiSanrio

バービーと手を携えるハローキティ

Photographer: Junko Kimura/Bloomberg

  マテルの発表は、ハローキティや「ポムポムプリン」などサンリオの人気キャラクターを使った人形やゲームなどを開発するため、サンリオと国際ライセンス契約を結んだというもの。商品は北米、欧州、中南米諸国、オーストラリア、ニュージーランドなどで2020年秋から販売開始の見込みだ。

  マテルはバービー人形やカードゲームの「UNO」を代表とする玩具のデザイン、製造、販売を手がける。同社のジャネット・スー最高フランチャイズ管理責任者は、「玩具を通してサンリオの最高にかわいい世界に息を吹き込むことを楽しみにしている」とコメントした。

  一方、サンリオはマテルの150カ国以上にまたがる販売網を生かし、世界中のファンに製品を届けたい考えだ。サンリオ米国子会社の最高執行責任者(COO)、クレイグ・タキグチ氏はマテルについて、「グローバルな展開や商品開発への想像力豊かなアプローチは比類ない」と評価した。

  証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は、マテルとの契約が「サンリオの拡販につながるだけでなく、既に市場に出回っている模倣品を排除する可能性が高くなり好材料」と指摘。一方、大谷氏は、「パートナーとの連携による海外展開は以前から行ってきているため、効果については見極める必要がある」と述べた。

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