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ソフトバンクG株が反発、アリババ株取引の決済で利益1.2兆円計上へ

ソフトバンクグループは株が6営業日ぶりに反発。保有するアリババ・グループ・ホールディング株式を使った取引に関連し、1兆円を超す利益を2020年3月期の第1四半期(4-6月)に計上する。

  株価は一時、前日比3%高の9574円まで上昇。前日まで今年最長となる5営業日続落となっていた。

  同社は4日、資金調達取引の一環で7300万株のアリババの米国預託株式(ADS)が受け渡され、契約が決済されたと発表。第1四半期に約1兆2000億円の税引前利益を計上する見通しとしている。

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ソフトバンクグループに1.2兆円の利益をもたらすアリババ株

Bloomberg

  利益は、今回の決済額66億米ドルと決済に用いられたアリババ株7300万株の連結簿価との差額に加え、デリバティブ金融負債を取り崩すことで生じる。決済後のアリババ株式の保有比率は26%になる。

  資金調達取引自体は16年6月に公表していた。決済時に受け渡されるアリババ株式数の上下限などを設定するカラー取引を含んでおり、3月末時点で連結財政状態計算書に株式先渡契約金融負債7306億円、デリバティブ金融負債7498億円が計上されている。

  シティグループ証券はリポートで、決算説明会で以前に示唆されていた一時的利益であり、同証収益予想に織り込み済みで中立材料としながらも、この取引を通じて買収されたアームはビジョンファンド立ち上げの重要な礎石となっており、非常に成功した取引との認識も示した。

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