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米上院共和党、大統領の拒否権発動覆す構えも示唆-メキシコ関税で

  • 拒否権発動があっても、覆すのに十分な票集まる-クレイマー議員
  • 関税阻止は「愚かで、国境ほど重要なものはない」とトランプ大統領

米上院共和党議員はトランプ政権の対メキシコ関税計画を巡り、大統領による拒否権発動があっても、議会として覆すことも辞さない構えを示している。大統領は、同党議員が経済的悪影響への懸念から関税賦課を阻止しようとする可能性を一蹴した。

  クレイマー議員(ノースダコタ州)は、トランプ大統領が計画する対メキシコ関税について、実施を阻止する措置に大統領が拒否権を発動しても、それを覆すのに十分な票が上院で集まると予測。人々は貿易戦争に飽き飽きしていると指摘した上で、「上院共和党は関税に飽き飽きしている」と述べた。

Politics And Protest On Day Two Of President Trump's U.K. Trip

トランプ大統領

Photographer: Neil Hall/Pool via Bloomberg

  トランプ大統領は4日、ロンドンでのメイ英首相との共同記者会見で、メキシコが中米からの不法移民の流入を阻止する措置を講じない場合、同国からの輸入品全てに5%の関税を賦課する計画を与党共和党が阻止するとは思わないと言明。「そのような行動があれば愚かなことだ。国境ほど重要なものはない」と語った。

  トランプ大統領の関税計画に支持を表明する議員はほとんどいない。対メキシコ関税は今月10日に5%で導入後、毎月引き上げられ10月に25%に達する計画。

原題:Senate Republicans Hint at Overriding Any Trump Veto on Tariffs(抜粋)

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