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ジャンク債、ローンETFで記録的な資金流出-リスク回避が加速

  • ブラックロックの高利回り社債ETF、3日に1000億円弱が流出
  • 貿易戦争と世界経済の成長不安、リスク資産を圧迫

金融市場のボラティリティー(変動性)が世界的に高まり、高リスクの社債に投資する上場投資信託(ETF)を圧迫、投資資金が引き揚げられている。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、ブラックロックのiシェアーズiBoxx高利回り社債ETF(銘柄コード:HYG)から、今月3日だけで9億700万ドル(約980億円)の資金が引き揚げられた。1日の引き揚げ額としては過去3番目の大きさだった。ステート・ストリートのSPDRブルームバーグ・バークレイズ高利回り債ETF(JNK)からは、同日に3億8100万ドルが流出した。

  ブルームバーグがデータを把握するレバレッジドローンETFで規模が最大のインベスコ・シニアローンETF(BKLN)は、同日に過去最大の流出額を記録。ステート・ストリートの高利回り地方債ETF(HYMB)も同日の流出額が過去最大だった。

  貿易を巡る緊張が高まり、世界経済の成長不安が広がる中で、ここ数週間はリスクを回避し、安全資産に資金を移す動きが続いている。センチメントは急速に悪化し、金融市場はわずか2営業日のうちに、年内もう1回分の利下げを織り込みつつある。

High-yield ETF HYG suffers largest outflow since October

原題:Junk-Bond, Loan ETF Outflows Among Biggest Ever Amid Turmoil(抜粋)

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