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トヨタ「プリウス」の輝き薄れる、テスラ車台頭の陰で販売減少続く

  • エコカーとしてもてはやされたプリウス、今やフォード車の後塵拝す
  • 「競争が激しいビジネス」とトヨタ北米幹部のカーター氏

トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」はかつて、最も環境に優しい車ともてはやされたが、今は厳しい局面にある。売り上げは6年連続で減少。エコカーとしては、フォード・モーターが数年以内の販売終了を予定するセダン「フュージョン」の後塵を拝するありさまだ。

  「プリウスは、われわれを今日へと導いたモデルだ。電気自動車化に向けて先頭を走ったが、現在は激しい競争に見舞われている」と、調査会社LMCオートモーティブのシニアバイスプレジデント、ジェフ・シャスター 氏は話した。

2019 Ford Fusion Hybrid

フォードの2019年版フュージョン

Photographer: Ford

  3日発表された5月の販売台数は、プリウス衰退のさらなる証拠を示した。販売は24%減少し、年初来で39%減。トヨタは販売減少の理由に、モデルチェンジに向け1月に始まった生産工程での変化を挙げた。

  プリウスは約20年前の市場投入以降、世界全体で440万台以上売れたが、米国販売は2012年にピークを迎えた。プリウスの販売は「モデル3」を含め米テスラが生産する電気自動車の台頭にほぼ連動して減少した。

  トヨタの北米統括会社トヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMNA)の幹部、ロバート・ カーター氏はインタビューで、「競争が激しいビジネスだ」と語る。「プリウスをモデル3に買い換えた人もいる。そういう状況を認識している。だが、市場全体の非常に小さい部分の話だ」と付け加えた。

Battle of the Batteries
Inside Automobility LA Ahead Of The Los Angeles Auto Show

ロサンゼルス自動車ショーを前に披露されたプリウス(2018年11月28日)

Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

原題:Prius Preeminence Fades as Hybrids Shift to SUVs From Sedans (1) (抜粋)

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