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きょうの国内市況(6月4日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小反発、米利下げ観測や売られ過ぎ反動-海外景気敏感高い

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  東京株式市場ではTOPIXが小幅ながら5日ぶりに反発。米国での利下げが景気を下支えするとの期待から、これまで売られてきた輸送用機器や電機など輸出関連、鉄鋼や化学など素材中心に見直し買いが入った。半面、値持ちが相対的に良かった情報・通信やサービス、陸運など内需関連は売られ、指数の方向感は定まらなかった。

  • TOPIXの終値は前日比0.13ポイント(0.01%)高の1499.09
  • 日経平均株価は2円34銭(0.01%)安の2万0408円54銭

  アセットマネジメントOne運用本部の柏原延行チーフ・グローバル・ストラテジストは「米利下げはグローバル株式にとって悪くない一方、利下げが将来の景気悪化のシグナルなのか市場には気迷いがある」とした上で、「金利が示すほど経済指標は悪くない。輸出中心に株価は実体経済と比べて下げ過ぎている」と述べた。

  • 東証33業種は鉄鋼やガラス・土石製品、海運、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属、輸送用機器が上昇
  • サービスや陸運、情報・通信、食料品、精密機器、不動産、小売が下落
    • 過去1カ月間の騰落率では不動産、陸運、保険、情報・通信、サービスなどが上位
  • 東証1部値上がり銘柄数は1515、値下がりは576

●債券は超長期主導で上昇、フラット化ー長期金利2年10カ月ぶり低水準

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  債券相場は超長期債主導で上昇。前日の米国債相場が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行した。この日に実施された10年債入札結果は弱めだったものの、円高・ドル安に加え、プラスの利回りを求める投資家の買いが超長期債中心に入り、利回り曲線はフラット(平たん)化した。長期金利も午後遅い時間にマイナス0.11%と約2年10カ月ぶりの水準まで下げた。

  • 20年物168回債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)低い0.285%と、新発債としては2016年8月以来の低水準
  • 新発30年債利回りは0.44%と16年10月以来、新発40年債利回りは0.49%と16年9月以来の水準に低下
  • 新発10年債利回りはマイナス0.11%と、16年8月以来の低水準
  • 長期国債先物6月物の終値は前日比13銭高の153円27銭。一時153円28銭と2カ月ぶり高値

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 米連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げは十分あり得る話で、そうなったら米10年債利回りは2%を割り込むだろう
  • 外債に投資しにくい地方銀行などは超長期債に資金を振り向けがちだ。ただ、日銀の利下げ観測は盛り上がっていないため、長めの円金利が米金利に追随する動きは限られるだろう

10年債入札

  • 最低落札価格は103円01銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想を1銭下回る
  • 応札倍率は3.99倍と昨年12月以来の低さ、テールは3銭に拡大
  • 野村証の中島氏
    • 10年債入札はやや弱い結果
    • 海外勢の買いが減っていること、日銀の利下げ観測が低調なこと、残存期間5年超10年以下の国債買い入れオペが同入札の翌日に行われなくなったことが背景

●ドル107円後半、米利下げ観測で5カ月ぶり安値-FRB議長講演注視

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=107円台後半と約5カ月ぶり安値圏。前日のブラード・セントルイス連銀総裁の発言を受け、米利下げ観測の高まりからドル売りが優勢。軟調な株価を背景にリスク回避に伴う円高圧力もくすぶった。

  • ドル・円は午後3時26分現在、前日比0.2%安の107円87銭。一時107円85銭と1月10日以来の水準まで下落
  • オーストラリア・ドルは対ドルで0.1%高の1豪ドル=0.6981ドル。豪ドル・円は0.1%安の1豪ドル=75円32銭。豪準備銀行(中央銀行)の利下げ発表後に上下に振れる場面も

みずほ証券の山本雅文チーフ為替ストラテジスト

  • 対中、対メキシコの追加関税を受けたリスクオフと、米経済への悪影響が織り込まれつつあり、米利下げ期待によるドル安という側面も。この状況が変わらない限り、ドル・円がもう一段下押しする可能性は高く、さらに米株が下がったり、米利下げ期待が高まれば106円もあり得る
  • 豪ドルは追加利下げが明示されなかったことでいったん買い戻しが入りやすかったのだろう。ここからは労働市場を中心とした豪経済指標により期待が上下する展開だろう
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