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英ウッドフォード、旗艦株式ファンドの償還停止-資金流出の加速受け

  • 投資家保護が償還停止の目的だとウッドフォードは説明
  • 旗艦ファンドの運用資産額は5月に約766億円減少した

逆張り投資戦略によって、英国でかつて最も著名なファンドマネジャーの1人となったニール・ウッドフォード氏が、旗艦ファンドの償還を停止した。一連の損失によって資金流出に拍車が掛かり、残りの顧客がやけどを負う恐れが出てきたことが背景にある。

  ウッドフォード氏(59)が共同で創業したウッドフォード・インベストメント・マネジメントは、今回の償還停止について、現金化しにくい投資ポジションを見直す時間を得ることで、旗艦ファンドの「LFウッドフォード・エクイティ・インカム・ファンド」の投資家を保護する狙いがあると発表資料で説明した。

  LFウッドフォード・エクイティ・インカム・ファンドの運用成績は過去1年がマイナス18.1%、過去3年ではマイナス6.2%と同種のファンドの最下位に近い。FTSE全株指数が上昇する中で、年初来のリターンもマイナス7.1%と低迷していた。

  同社のウェブサイトに掲載された今年3月までの数字によれば、ここ数年はバイオテク開発会社プロセナなどの銘柄を選択したことが影響し、損失を被った。投資家資金の引き揚げと悪い運用成績が打撃となり、旗艦ファンドの運用資産額は5月に5億6000万ポンド(約766億円)減少した。投信調査会社モーニングスターのデータによると、現在の運用資産額は約38億ポンド。
  
原題:Woodford Halts Redemptions, Eroding Cult Status as Stock Picker

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