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アップル、アプリ統合へ「プロジェクト・カタリスト」発表

  • WWDCで「iOS13」や「macOSカタリナ」を公表
  • 「iTunes」廃止、ポッドキャスト・TV・音楽に各専用アプリ

アップルは3日開催した開発者向け会議「WWDC2019」で、基本ソフト(OS)のアップグレードを発表、「Mac Pro(マック・プロ)」デスクトップパソコン(PC)を刷新したほか、新たな健康・拡張現実(AR)機能を発表した。

  開発者にとって最も重要な変更は、ソフトウエアに関するアップルの将来戦略である「プロジェクト・カタリスト」だ。これによって開発者は、「iPad(アイパッド)」向けに開発したアプリを「Mac(マック)」で動作するように変えられる。マックのアプリエコシステムの復活と、アップルの異なるソフトウエア・プラットフォームのより幅広い収れんに寄与する見込みだ。

  「プロジェクト・カタリスト」により、アプリは1回設計すればアップルの主要デバイス全てで動くことになる。現在は、マックと「iPhone(アイフォーン)」、アイパッドの3つで動作させるためには2種類のアプリを作る必要がある。

  アップルはまた、アイフォーン向けOSの新バージョン、「iOS13」を発表。画面を暗色で表示するダークモードが搭載された。メール、リマインダー、マップの各ソフトがアップデートされたほか、「Find My」と呼ばれるアップル機器や友人を探す機能も追加された。
  
  アイフォーンで変更されたヘルスケアアプリは耳と女性の健康に重点が置かれた。アイパッドはウィジェットが常時ホーム画面に表示され、スワイプなど指の動きを使ったテキスト編集機能が追加されたほか、マックのサブディスプレーとして使う機能も付加された。iOSのアイパッドバージョンは「iPadOS」として分離された。

  「アップルウオッチ」はウオッチフェイスを刷新し、新たなヘルスアプリと、専用のアップストアが発表された。

  マック向けOSの新バージョン「macOSカタリナ」はiOS対応アプリのサポートだけでなく、新たにFind Myも搭載された。また音楽・動画コンテンツの管理アプリ「iTunes」は廃止され、ポッドキャストとテレビ、ミュージックとサービスごとに専用のアプリが搭載される。

原題:Apple Sets Vision for Unified App Strategy at Developer Confab(抜粋)

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