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米利下げ、7月でも遅過ぎか-織り込み済みで株価浮揚期待できず

米連邦公開市場委員会(FOMC)が6月の定例会合で政策金利を引き下げる、もしくは早期利下げを示唆しない限り、米株式相場は同会合後に低迷する可能性がある。

  短期債市場では金融緩和は既に織り込まれている。実際、2年債利回りは将来の利下げを2008年3月以降で最も織り込んでいる。リーマン・ブラザーズの破綻時でさえ、金利市場はこれほどは織り込まなかった。現在、FOMCが市場にポジティブサプライズを与え得る唯一の方法は、予想よりもはるかに早く利下げを実施することだ。7月は金利据え置きよりも利下げの確率の方が高く、6月19日会合でさえ利下げの可能性はある。

  米金融当局がこの軟調な相場を止められると期待してはならないと、トレーダーに警告したのはつい5月29日のことだ。すでに緩和がかなり織り込まれていたためだ。それ以降、さらに23ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の緩和が織り込まれている。前回、フェデラルファンド(FF)金利が現行と同じ水準だったのは2008年3月で、同月18日に75bpの利下げがあり、2.25%となっていた。そして翌月には25bpの追加利下げが実施された。

原題:July Fed Rate Cut May Be Far Too Late for This Market (Correct)(抜粋)

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