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メキシコとの協議失敗なら関税発動で「問題ない」-トランプ大統領

  • メキシコ代表団がワシントンで5日に米国側と協議
  • トランプ大統領は関税で生産・雇用が米国に回帰すると主張

トランプ米大統領は2日、メキシコからの不法移民を巡る今週の両国間の協議で合意に達しない場合、メキシコからの輸入品に関税を課すのは「全く問題ない」と述べた。英国訪問に向けホワイトハウスを出発する際に記者団に語った。

  トランプ大統領はメキシコ政府が5日にワシントンに代表団を送り、移民や対メキシコ関税の問題を話し合うと発言。「麻薬や人身売買を含め何もかもがメキシコを通ってやってくる」とし、「われわれはこれを止めるか、もしくはビジネスをしないかどちらかになるだろう。とてもシンプルだ」と述べた。

  また大統領はメキシコとの協議で「何が行われ得るか分かるだろう」と述べた上で、「しかし行われなければ、われわれが何をするかはご存じの通りだ。これについては私は問題ない」と語った。

  トランプ大統領はこの日のツイッター投稿で、メキシコからの輸入品への関税賦課は「企業と雇用」の米国回帰という成果をもたらすだろうと述べ、側近2人の見解と食い違いを見せた。

  これに先立ちホワイトハウスのマルバニー大統領首席補佐官代行は「FOXニュース・サンデー」とのインタビューで、対メキシコ関税案は「移民問題であって貿易問題ではない」と語っていた。

  またホワイトハウスのナバロ国家通商会議(NTC)委員長は1日のFOXニュース・チャンネルの番組「ジャスティス」のインタビューで、対メキシコ関税はトランプ大統領の長年の目標である米国への自動車生産回帰を促す「戦略」なのかと問われ、「全く違う。それはこの関税の目標ではない。あくまでも国家安全保障上の対応だ」と答えた。

原題:Trump Says He’s ‘Okay’ With Tariffs on Mexico Should Talks Fail(抜粋)

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